2024年3月20日|勝養寺 春季彼岸会
先祖を供養するということ
毎年恒例の勝養寺春季彼岸会が行われました。
このお彼岸に限らず仏教は先祖を供養することが
ことさら多く行事として組み込まれています。
葬儀や法事はもとより、お彼岸、お盆、なども先祖供養の儀式。
古代インドではそれほど祖先を供養するという認識は高くありませんでしたが、
チャイナの「孝」の影響から仏教にも先祖供養の考えが輸入されました。
先祖供養をして何になる?
先祖供養をして何になるのかというのはよく聞く質問です。
端的に言えば、「先祖供養は、ご先祖様のためであり、自分のため」です。
よく先祖供養を誤解されている方がおられますが、
「ご先祖様だけのため」ではありません。
「ご先祖様と自分のため」です。
先祖供養は、ご先祖様が喜ぶことであり、ご先祖様がしあわせになることです。
それをやることによって、今を生きる私たちに何か恩恵がある。
つまり、自分がしあわせになる、という構図になっています。
先祖供養して、自分がしあわせになる、という構図です。
勝養寺住職の法話
彼岸会冒頭に住職からの法話がありました。
先祖供養は誰のためにやっているのか
生きるということは様々なご縁のお陰で成り立っている
このつながりを大切にすることがとても大切である
ご参加いただいた方々のご焼香
最後にご参加いただいた方からご焼香をたまわり、
春季彼岸会はつつがなく終えました。