2024年8月13日 施餓鬼法要厳修
猛暑の中、勝養寺お施餓鬼が厳修されました
令和6年8月13日、当山の施餓鬼会が厳修されました。
施餓鬼会はお施餓鬼とも呼ばれ、
餓鬼の世界に堕ちた方々に食事を施す儀式のことです。
例年実施しておりますが、本年は猛暑の中で実施しましたが、
多くの参列者の方々にお越しいただきました。
住職の挨拶と法話
勝養寺の施餓鬼会は住職の挨拶、並びに、法話から始まります。
施餓鬼の大切さ、先祖供養の大切さなどを伝えます。
最近、書店などでは、「先祖供養」の本を見かけます。
著名な先生や学者の方が書いた本など多数ありますが、
どれも先祖供養に肯定的なものばかりです。
実際、社業を隆昌させた経営者の方に会うと、
先祖供養が最も運気があがる、とも言われました。
運気をあげるために先祖供養をするのもどうかと思いますが、
それでも、ご先祖様に、お施餓鬼やお彼岸など供養をすることは
とても大切なことだと感じます。
お盆の大切な期間に、先祖供養を実施し、
感謝と決意を新たにすることが重要なのではないでしょうか。
近隣のお寺の法類の方々と施餓鬼会
法話が終わった後は、
近隣のお寺の法類の方々と共に、施餓鬼会を厳修します。
施餓鬼は餓鬼の世界に堕ちた方々に食事を施す儀式ですが、
ひとつひとつの儀式、作法にとても大きな意味があります。
詳しく書くことはできませんが、餓鬼を集めたり、餓鬼の口をあけたり、
食事を施すための様々なマントラ(真言)やムドラー(印)をほどこします。
決して、適当にやっているのではなく、何千年と続く作法や意味に則り行っております。
全ての儀式や作法には意味があります。
全ての所作や荘厳(飾り)には意味があります。
餓鬼の世界に堕ちた方々に食事を施して、塔婆を供養し、滞りなく
令和6年の勝養寺施餓鬼会は終わりました。
勝養寺の行事・イベント
勝養寺では毎月の写経教室や大人寺子屋など行事や勉強会を実施しております。
>>>詳細はこちら